親として小学生の子をお持ちの方が気になることと言えば、お子様がちゃんと成長できているかどうかですよね。
特にお子様の身長は目に見えてわかる成長なので、余計に気になる方も多いと思います。
お子様の成長が遅れているかもしれない?と心配に感じている方に、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
◎低身長って病院で検査してもらえるの?
お子様の身長の伸びる時期が遅かったり、伸びていても少しずつしか伸びていないと不安になりますよね。
どうしても成長スピードが遅く低身長だと、病気では?と疑ってしまうかと思います。
まずオススメしたいのが、我が子の成長を見守るためにも、お子様の身長体重の記録をとることです。
そうすることでお子様の成長曲線がどうなっているのかを確認できます。
そして、この記録をもとに自身でも低身長の疑いがあるかどうか確かめることができます。
SDスコアという同じ年齢の子の身長の標準偏差を出したスコアがあります。
そのSDスコアの身長と自分のお子様の身長を比べて、ー2SDよりお子様が低い場合、低身長の疑いがあります。
このー2SDより低い身長の子の割合は1000人のうち約23人と言われています。
SDスコアについてはインターネットで調べるとすぐに出てくるので確認してみてください。
身長の記録はできれば赤ちゃんの時から行い、SDスコアを下回っているのが続くようであれば、早めに病院に行くことをオススメします。
病院に行って低身長の疑いがある場合検査を行ってくれるの?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、もちろん検査をしてくれます。
低身長の治療を開始するのであれば、早ければ早いほど効果的です。
なので小学校に上がってからでも、もしかしたら低身長の疑いがあるかも?と感じたら出来るだけ早く行動に移すようにしましょう。
◎成長が遅い子は2年くらい遅れてくるって本当?
ほとんどの人が小学生の時期に身長がよく伸びる時期があると思っているでしょう。
しかし、実際は身長の伸び方は人それぞれによって違うのです。
いったい小学生の男子はどれぐらいの時期に身長が伸び始めるのでしょうか。
一般的には、身長が伸び始める時期は思春期を迎える時と同じ時期になります。
思春期を迎えるのは女子の方が早く、男子は女子よりも2年ほど遅れて思春期を迎えます。
なので、小学生男子の身長が伸び始める時期は、小学生女子よりも遅いです。
男子の身長が伸び始める時期は、小学校6年生から中学校1年生の13歳ごろです。
早く成熟する子で、女子と同じ10歳から11歳ぐらいで身長の伸びのピークを迎えることもいれば、
少し成長が遅い子で高校生になってからの15歳から17歳前後でピークを迎える子もいます。
私の友人の中には、小学校6年生の時点で160センチを超えて170センチ近い人もいました。
反対に、高校生になってから急激に身長が伸びている人もいました。
なので、成長が遅い子は通常よりも2年、3年遅れてやってくる場合もあります。
お子様の身長が小学生の時に伸び悩んでいても、不安になる必要はありません。
一人一人の成長のスピードによって、身長が伸びる時期は変わってきます。
成長が遅れていたとしても、親として出来る限りサポートをしてあげて、温かく見守ってあげましょう。
◎まとめ
お子様が低身長かどうかは早めに把握しておいた方が良いので、SDスコアの数字は気にしておくことをオススメします。
ただ男の子の場合、成長のピークは中学生前後ということと、人によって成長のピークの時期は違うことは念頭に置いておきましょう。
過度に心配しすぎることなく、お子様の成長をサポートしてあげてください。
こちらの記事は参考になりましたか?最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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